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名もなき良い場所に出会うのが旅の目的である。

皆さんはどんな旅をしてきただろうか?

旅慣れない若かりし頃の旅は 無計画 それとも事前の下調べを行う どちらであったろうか?
私の場合は、無計画ということは無く、なぜそこに行きたいか 下調べをした後で動機が湧いた場合そこに出かけた。
当然、当時はインターネットなんてない時代。 ガイドブックを読んでそこに乗っている記事、特に写真はもっとも信頼できる情報と判断した。
このガイドブック 公式と書いてあろうがなかろうが 本 という形態になっている以上 信頼したのである。 そして行ってみると???? そんなに良いか?と思ったこともかなりある。というか 想像を膨らましすぎてしまうと余計に落胆する。それはつきものだ。

今や情報は本でのそれよりはるかに簡単に得られ、むしろ氾濫している。 一枚の出来のいい写真で決めていたような過去とは違う。  情報が多すぎて行く前から行った気になってしまうほどだ。

でも旅をしてみて何年か後に振り返ってみるとどうであるか。有名な名所に行った時のことはあまり記憶に残っていない。むしろどこのガイドブックにも載っていない場所で休憩した時に感じたことのほうが印象に残っている。
あそこで 休憩した時のあの場所 良かったな 良い景色だったな いい気分だったな なぜあそこが印象に残ったのだろう? と思える。 そんな場所が何年も何十年も経ったときにフと頭に浮かぶ時がある。 そしてまたそんな旅に出てみたい あの場所に行ってみたい と思う。

ガイドブックやTVの特集、ましてネット情報なんてのを鵜呑みにして出かけるのはどこか間違っているのだ。

旅なんて下手をすると 名所名所を点で結んで時間に追われて移動する行為になりかねない。

行って来たぞ! 残るのはその事実だけ 下手をするとそれで満足してしまう。これでは旅は楽しめない。

旅とは 何泊も宿に泊まる旅という意味ではない。 半日で言って帰って来たって立派な 旅 である。

自分だけの旅が本来の旅なのだ。

また、旅とは 旅行だけではなく 人生にも置き換えられる。

人生も また 旅の一種である。 これも 人に自慢できるようなことをやらないといけない?
ガイドブックという規範にそって行なったから?
 そんなことは無い と思うわけである。
ガイドブックとは社会の規範だけのこと 作り上げられた理想に過ぎない。

名刺旧跡を廻って来たか? どこかであの名物を食べたか? あの有名な宿に泊まったか?

言い換えれば どんな成功を収めたか? 欲しいものを全部手に入れたか? 名声を手にしたか? 金持ちになったか?

あるいは きちんと結婚して家庭に恵まれたか? 家族は円満で孫にも恵まれたか? なんてのも同様な発想であろう。

それができなかったから 俺の人生はだめだったか? なんてことを考えるなら ガイドブックを頼りに旅をしていたのと同じことになる。

旅とは ガイドブックを鵜呑みにしない自分だけの旅なのだ。

今後 旅に出るときがあったら 私は そんな自分だけの旅をしようと思う。 それが一番楽しい旅なのだ。

名もないところで良い場所を発見する旅である。 
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煩悩おやじ

Author:煩悩おやじ
元々はサラリーマン 十数年前に第二の人生で東京で飲食店を開業して10年 気が付いてみれば今度は第三の人生を海外でやってます。 海外での生活ならではの・・・あるいはこの年齢独特の煩悩に苦しみ・・・徐々に悟りの境地に近づきつつあります。
  この国(国名は明かしません)に来て7年以上が過ぎました。

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